ほっこり庵Hokkori an

お知らせ

9月の営業日(毎週金土曜日 11:00~15:00営業 9:30~11:00はカフェのみ)
9/6(金) 9/7(土) 9/13(金) 9/14(土) 9/20(金) 9/21(土) 9/27(金) 9/28(土) 

10月の営業日(毎週金土曜日 11:00~15:00営業 9:30~11:00はカフェのみ)
10/4(金) 10/5(土) 10/11(金) 10/12(土) 10/18(金) 10/19(土) ※10月22日(火)10/25(金) ※10/26(土) ※22日と26日は13:30まで貸し切りのため13:30以降となります。                                       

※数に限りがありますので、ご予約の方が優先となります。

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ようこそ
「田楽茶屋 ほっこり庵」へ

滋賀県栗東市岡の旧東海道沿いにある「田楽茶屋 ほっこり庵」は、江戸時代の目川立場(たてば)の名物料理「めがわ田楽(豆腐田楽)と菜飯」を提供しているお店です。
めがわ田楽は当時のレシピを元に現代風にアレンジして再現し、市内もう一つの立場、梅ノ木立場があった六地蔵で作られている梅ノ木みそをじっくり煮詰めて田楽味噌を作っています。大根葉や小松菜などを3日間塩漬けして作った菜飯は、甘辛い田楽味噌とよく合います。
また、地域の野菜等を使った具だくさんの味噌汁や小鉢も手作りにこだわり、体にもやさしいお料理をご用意して皆さんのお越しをお待ちしています。ぜひ、ほっこり一息ついて、当時の旅人に思いを馳せながらご賞味ください。

▲ 「ほっこり庵セット」は予約優先

「目川立場」と
名物料理「めがわ田楽」

江戸時代、街道沿いには宿場の間に旅人の休憩所として立場が設けられ、ここで売られる料理や土産は、名物として旅人の楽しみになっていたといわれています。
東海道沿いの石部宿と草津宿の間にある目川立場では、元伊勢屋(もといせや)・小島屋(こじまや)・京伊勢屋(きょういせや)の三軒の茶屋が並び、季節の菜飯と、味噌をつけて食べる豆腐田楽(めがわ田楽)を販売していました。そのセットが、目川立場の名物として、街道を行き交う旅人の間で評判となり、全国各地で販売されるようになりました。このめがわ田楽は、当時の豆腐料理を紹介した「豆腐百珍」(1782年)でも紹介されるほど有名で、田楽発祥の地としてその名を知られていました。
その様子は「東海道名所図会」(1797年)や「伊勢参宮名所図会」(1797年)で紹介されたほか、歌川広重の浮世絵の題材としても描かれています。そして、「目川」といえばめがわ田楽と菜飯のセットを指すほどの人気を博したとも伝えられています。

「めがわ田楽保存会」の想いを
「くらすむ滋賀」が紡ぐ

地元の岡自治会のみなさんが、田楽発祥のこの地で「めがわ田楽と菜飯」をふるまっておもてなしをしようと平成20年に建てられた田楽茶屋「ほっこり庵」。地域住民の「めがわ田楽保存会」のみなさんが江戸時代からある地元の伝統食を伝えていこうとボランティアで運営され、現代の立場として街道歩きをする多くの人々に親しまれていました。しかしながら、保存会メンバーの担い手不足によって、平成29年にほっこり庵は閉鎖されることとなり、そのまま空家となっていました…。
空家を活かしたまちづくりを担う私たち「NPO法人 くらすむ滋賀」は、岡自治会長や元めがわ田楽保存会の方に話を伺いながら、この街道文化が絶えてしまわないよう、「街道文化を百年先の次代へつなぐ目川立場復活プロジェクト!」を計画し、伝統料理であるめがわ田楽を継承して「ほっこり庵」の復活を試みてきました。
令和5年5月に元保存会の方々にレシピや作り方を伝授していただき、1年間、試作を繰り返し、試食会やイベント等を実施しながら再開にむけて活動をしてきました。
そして、伝授から1年後の令和6年5月12日(とうふの日)に「田楽茶屋 ほっこり庵」は復活オープンいたしました。田楽発祥のこの地で、再び街道を歩く人々の立場(休憩所)として、目川立場の名物料理であった「めがわ田楽」を継承しながら、これから百年先の次代につないでいきたいと思います。

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田楽茶屋 ほっこり庵

田楽茶屋 ほっこり庵

営業時間 / 11:00~15:00
〒520-3012 滋賀県栗東市岡347-2

  • オンライン予約 / 24時間受付OK

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  • 電話予約 / Tel. 080-4560-9257
    (電話での予約受付時間 10:00~16:00)

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